知恵
2011年 02月 10日
設計部木村です。
先日の社員旅行での思い出の一枚をご紹介したいと思います。
登呂遺跡です。
1世紀ころの日本人の村です。
当時の人々の暮らしを彷彿とさせる遺跡です。
日が昇ると目覚め、農作業をし、ご飯を食べ、日が沈むと眠る、その素朴な生活を感じることのできる遺跡でした。
旅行に同行していただいた野沢正光先生から、静岡のこのへんは温暖で湿度も高いところから、地面に盛り土をしてその上に家をつくっていたけれど、東北地方の遺跡をみると寒冷地なので地面を1.5も掘ってそこに暮らしていたんだよ、と教えていただきました。当時から人々は知恵を絞ってその土地の風土にあった暮らしをしていたんだと、あらためて思い知りました。
気候と風土というものを考えさせられた1枚です。
それではこのへんで失礼いたします。
by sekkeibu | 2011-02-10 09:11 | 藤村志津