何で断熱材不足なの☆
2011年 01月 17日
寒さも一段と厳しい季節になってきました。インフルエンザが流行ってきましたから注意してください。
ヴィールス対策はやはり手洗いとうがいですね。こまめに心がけたいと思います。
湿度も低く20%前後です。乾燥してますから火災にも要注意。
ラジオでは稲城市の多摩川の土手の草木が5万㎡にわたりが燃えている、と聞きました。一刻も早い鎮火ができますようにお祈りします。
しかしこれでは雪も降りませんね。ちなみに先週我が家のそばではちらほらと雪が舞ってはいましたが正式には観測はされていないようです。降雪なしは東京だけではないでしょうか?
今日は武蔵野市に新築予定のお客様の計画地を調査に行ってきました。
四方から敷地を取り囲まれた旗竿状の狭小敷地でした。アパートや住宅が迫っているので開口部の位置にも制約が出てくることがあります。うまく風と光を取り込めるかがキーポイントになると思います。
でもこう寒いと手がかじかんでしまい、実測した寸法などが上手く書けません。こんな時は指先だけが出ている手袋があると便利です。今年もワークマンへGOです。
新聞やニュースでご存知の方も多いと思いますが、昨年から断熱材が不足しております。
深刻な事態となっていおり、3月まで待っても現場には納入されないとも聞いています。
そもそもこの不景気ですから住宅の着工数が減少。断熱会社は減産方向に動いていたところに
住宅エコポイントやフラット35S、補助金などの金利優遇措置が施行されました。
そもそもそんなに良い性能の断熱性を標準仕様としていなかったビルダーさん達にも高断熱性能住宅が求められるようになりました。
これらは期限付きなので、短期間にに高性能断熱材の需要が高まってしまったようです。
そもそもはグラスウールからだったですが多少高価でも良いから、とにかくあるものを・・ということで今は高性能断熱材へも注文が流れて飛び火しているようです。そしてグラスウールに至っては3~4ヶ月待ちの状態だそうです。うーんこれは造り手にも、住まい手にも由々しい状態で、嬉しくありません。
弊社では屋根には2種類の断熱材を使っています。一般在来では古紙が原料のセルロースファイバー。そしてドミノ住宅では発泡系のフェノバボードです。
壁にはグラスウールを使っています。
幸い、納材店さんが尽力してくれており、お待たせすることなくお引渡しのスケジュールが立てられています。とても感謝しております。
なんとか、このまま乗り切っていければ良いと思います。ではまた。
by sekkeibu | 2011-01-17 19:13 | りきいし