八ヶ岳山麗の旅
2012年 11月 17日
以前、知人に八ヶ岳山麗の集落調査に連れて行っていただきました。
集落の何を調査するのかというと・・・・・・これです。
知人は、この地域で写真のような板倉の研究をしています。調査は使用状況や保存状態を記録するというもので、山路をひたすら歩くので平地に暮らしている私にとってはとても過酷でしたが、風景がなんとも素晴らしく古き日本を感じました。
八王子神社という小さな社も発見しました。
板倉も見てみると写真のような木の状態のものや土を塗ったもの、漆喰で仕上げたもの、サイディングや鋼板をはったものなどがありました。
木は風雨にさらされ、長い時間がたつと傷んでしまうものなので、軒を大きく出して、なるべく風雨にさらされない工夫がされていました。中には維持管理上、サイディングや鋼板を貼ってしまっているものもありましたが、とても良い風景なので板や土や漆喰のまま保存してほしいなぁと個人的に思ってしまいました。
そこには資金的なことなど多くの障壁があり簡単にはいかないのですが、何か良い策はないものでしょうかね。
足がパンパンになりましたが、風景について考えさせられた貴重な旅でした。
まつもと
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# by sekkeibu | 2012-11-17 10:02 | 松本 翔平